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塾・お子様・ご家庭の三位一体学力向上作成!スクール21レポート スクレポ!創刊号

中学生向け 全学年必須
今から合格脳を鍛え上げよう!

これからの入試で求められえるのが「合格脳」です。入試の変化に伴い、問われる力が変化しています。 今、入試で問われる力はどのようなものか。そして、どのようにしてその力をつけるのか、具体的に提示致します。

これまでの学習方法は通じない?

数年前までの学習法が入試に通じなくなってきています。 社会の変化に伴い、入試に求められる力が変わってきているのです。お兄さんお姉さんがいるご家庭ほど注意が必要です。同じ学習法では志望校に届かなくなる恐れがあります。

AI化が進む社会で、教育に求められる力が変化しています。現在、文科省が掲げているのは「思考力」「判断力」「表現力」の3つです。これらはAI化がますます進むこれからの時代において、社会に出てから求められる力です。

これにより入試にも変化が起きています。中学入試や大学入試はすでに大きく変わりました。中学受験は「入試」という言葉ではなく「適性検査」という言葉が使われていて、5年ほど前から大きく変化しています。大学入試では2021年度に「センター試験」から「共通テスト」に変更されました。どちらの変化も「知識を持っていれば解ける」問題ではなく、「その場で問題を読み解き」「その場で考えて答えを出す」力が求められているのです。

高校入試もここ数年で変化してきました。これまでは「知識を詰め込めば何とかなる」という部分もありましたが、これからはそれでは合格は勝ち取れません。実際の入試問題で「記述式の問題」や「その場で考えて答えを出す問題」が確実に増加しています。スクール21では、この傾向はこれからも進むと予測しています。

当然、生徒の学び方も変化させる必要があります。スクール21では、これからの入試に問われる力を効率的かつ合理的に身に着けられるよう学習方法を開発・進化させてい ます(詳しくは後述)。では、入試に求められる合格脳とは、具体的にはどのようなものでしょうか。

「合格脳」を徹底的に鍛え上げよう!

文科省が掲げる「思考力」「判断力」「表現力」の3つを、進学塾が入試用に捉え直すとこのようになります。

  • 【1:知識定着力】
    必要な知識をしっかりと整理整頓して、定着させる力
  • 【2:情報活用力】
    その知識から、与えられた課題の手がかりをヒントにして適切なものを出し入れてする力
  • 【3:高速処理力】
    高速で情報の処理をする力

よく使われる言葉でまとめると「地頭をよくする」ということになります。お気づきかと思いますが、これらは一朝一夕で身につく力ではありません。取り組むのは早ければ早いほどいい。
3つの力はどれも必須ですが、同時に鍛えようとするよりも、注力する順番を意識した方が、効率的に合格脳は鍛えられます。

まず「高速処理力」を鍛える理由

スクール21の授業やスクパスには、合格脳を鍛え上げるプログラムを組み込んでいます。最終的には3つの力をすべて鍛え上げますが、まずは【3:高速処理力】を鍛えることが大事です。なぜか。
人間の脳には勉強机のような作業スペースがあり、そこで物事を考えます。ただし、スペースには限りがあるので、問題を解くのに必要だからとたくさんの情報を取り出すと危険。たくさんの情報を取り出しても処理が遅いと、脳内の作業スペースが散らかった状態になります。よくある「頭の中がごちゃごちゃして、訳が分からない」というのがこの状態です。これでは問題は解けません。まずは取り出した情報を高速で処理できるようになることが大事。使い終わった情報は随時片づけたり、作業スペースをほとんど使わずに処理できたりすれば脳内はスッキリします。すると、問題で問われていることに集中して考えることができるのです。

高速処理力頭の中ごちゃごちゃ 高速処理力頭の中きれい


たとえば、数学の問題を解く中で「16+35」という計算をする必要があるとします。これを無意識に暗算できるのか、それとも頭の中で「えーと…16足す35は…」と考えるのか。この差は非常に大きいのです。こうした処理を無意識のレベルで瞬時に暗算できれば、脳にかかる負担が減ります。結果的に、出題された問題の大事な部分に集中ができるようになるのです。
英語や国語、理科社会でも高速処理力は求められます。英語では、単語の意味をいちいち頭の中で日本語にしていたら、文章の流れを理解できません。国語の文章読解でも、長い文章を早く読めることで、問題に集中することができます。理科社会でも、問題文が長くなる傾向があります。問題文をスムーズに理解できるかどうかは、点数に直結します。これらは情報を高速処理する力がついているかどうかにかかっているのです。

高速で処理できると、他の力が活きる!

次に注目するのは【2:情報活用力】です。問題のテーマや手掛かりをヒントにして必要な知識を、脳の引き出しから適切に選び・取り出し・活用する力です。実際に問題を解くのに肝になるのがこの力。詳しくは後述しますが、中2の2学期からは、これまでの基礎的な学習から発展型の学習が増えます。基礎的な学習部分の知識を適切に取り出せると、スムーズに問題が解けます。入試対策では中学3年分の知識が問われます。1つの問題で複数の単元にまたがることも多いので、これまでの知識を適切に選んで取り出し活用できる力が求められています。これらの土台になるのが【1:知識定着力】です。どんなに高速で処理できても、どんなに情報の活用力があっても、肝心の知識がないことには問題は解けません。3つの力がすべて鍛えられてこそ合格脳が完成されます。

入試で合格を勝ち取るためにこれらの力が必要なことはご理解頂けましたでしょうか。
スクール21に通って授業や宿題をこなしていれば、他に特別なことをしなくても合格脳は鍛えられるようにプログラムを組んでいます。

またスクール21に通う生徒が合格を勝ち取れるよう、どこよりも深く研究し、効率的かつ合理的に【合格脳】が鍛えられるプログラムを常に進化させています。

合格脳は、入試を念頭に置いていますが、この力が活きるのは受験だけではありません。入学後や大学入試にも生きますし、社会に出てからも活きます。AI社会の中で活躍できるための脳の効率的な使い方ですので。そういう力をスクール21で身に着けてほしいと願っています。合格脳を鍛え上げていきましょう。

スクール21の入試情報力は生徒のためにある。

スクール21には県下随一の入試情報が蓄積されています。入試情報センターの専門スタッフは日々情報収集に奔走していますが、その目的は「受験生やご家庭に余計な不安を与えない」「安心して受験に迎える体制を作る」ことにあります。

徹底的な情報収集!

「入試情報センターの専門スタッフは、年間のべ100校以上の中学・高校に出向いて情報を収集しています。中学・高校が開く説明会に参加するだけでなく、個別にヒアリングに伺うこともしばしばです。注意して収集している情報は「校風の変化」と「入試の生々しい情報」です。たとえば教育システムが変わることで校風にも変化が見られることもあります。学校の方針で、大学進学率を高めたりグローバルな方向に舵を切ったりする学校もあります。実際に通う生徒にとってはとても大事な情報です。

また、「学校選択問題」を採用する県公立高校も徐々に増えてきました。今年度からは「さいたま市立大宮北高校」が新たに学校選択問題を採用します。現在はおおむね偏差値60以上の多くの高校が採用をしていますが、来年以降も増える可能性はあります。また私立高校では入試の出題形式をがらりと変える高校もあります。マークシート形式だったのが記述式になるなど。こうした情報は早い段階で得ておくことで生徒が安心して受験勉強に向かえるので、とても大切な情報です。
足しげく学校に通っているので、学校の先生とも信頼関係ができています。実は、学校の先生から「学校の新たな取り組み」について相談をされることも多いのです。この時に、実は入試や学校改革の情報が得られることもあります。このようにして県下随一の情報を常に把握しています。

精度を高める膨大な蓄積データ

県立高校でも高校によって合格に必要な点数は違います。総合点だけでなく、どの単元は確実に取るべきか(また、どの単元はある程度落としても大丈夫か)、内申点は何点必要かという情報もとても大切です。 個々の高校がこれらの情報を開示することはありませんので、蓄積データが肝になります。スクール21には埼玉県内で最多の生徒数が通っているので、膨大なデータが蓄積されています。受験生の自己採点データを蓄積し、高校ごとに「合格のボーダーライン点数」や「単元ごとの点数目安」「必要な内申点目安」などのデータを分析・蓄積しています。精度はかなり高いものになっています。

精度を高める膨大な蓄積データ

精度を高める膨大な蓄積データ 上の資料は保護者会でお渡ししています。
(塾生・保護者の方は教室でご確認できます)

情報は生徒の安心のためにある!

スクール21の入試情報センターで収集・蓄積された情報は、各教室に随時共有しているだけでなく、生徒一人一人の受験校に合わせた作戦づくりに生かしています。
新聞などで入試倍率が発表されると「思っていたよりも倍率が高い。合格できるかな」などと不安になる生徒もいます。でも、そういう余計な不安を抱えないでください。

周りと比較しても不安が募るだけです。大事なのは自分がすべきことをしっかりと見つめて取り組むこと。スクール21の蓄積データから「あなたは●点とれば大丈夫」「ここの単元までできるようになれば大丈夫」とハッキリとアドバイスします。
入試について気になること、不安なこと、もっと知りたいことがあれば先生にどんどん質問してくださいね。余計な不安に時間を取られるよりも、目の前の勉強に集中した方がいい。スクール21ではそれだけの情報を持っています。

中学生向け 2学期はターニングポイント!
意識スイッチをオンにせよ!

中3はもちろんのこと、中2・中1にとっても実は大切なのが2学期のスイッチの入れ方です。学習内容だけでなく、生活スタイルも大きく変化するこの時期はターニングポイント。スイッチを入れることでグングン成績を上げることができます。逆にスイッチが入らないと周りに差をつけられることにもなりかねません。

●中3は入試対策がスタート!

部活を引退した3年生は、いよいよ入試モードが本格化します。周りも勉強一色になってくるので、スタートが遅いと焦りが生じます。いかに早く入試モードに入れるかが大事です。
1学期までは単元ごとの学習をしてきましたが、2学期に入ると大きく変わります。入試対策の学習では、単元を横断しこれまでに習った知識を総動員して解く問題が増えてきます。どんな問題が来ても動じない意識を持ちましょう。

●中2は肉付け段階へステップアップ!

3年生が引退した部活で中心になるのが2年生。忙しくなります。ただし部活ばかりに気を取られると勉強で遅れをとりやすい時期。中1~中2の1学期までは、各教科とも骨格を作る基礎学習でしたが、2学期に入ると肉付けの学習にステップアップします。
たとえば数学では、「一次方程式」という骨格に、「連立方程式」という肉付けがされたり、「比例」という骨格に「一次関数」という肉付けがされていきます。これからの学習内容は、それまでの知識が定着していないと解けなくなるということです。これまでの学習内容に不安がある場合は早い段階で復習をしておくことが大切です。夏期講習も有効に活用してください。

●中1の大敵は慣れ!

入学から半年経ち、中学の生活に慣れてくる時期です。気が緩んでしまう生徒もいます。中1の学習内容は、中2・中3の土台になるものなので、きちんと定着させるよう、気を緩めずに意識を持ちましょう。

【保存版】英国数・遠回りしないための学習5つの奥義。

がむしゃらな学習法は実は非効率です。同じ時間・同じ内容を学んでも、身につく人もいれば身につかない人もいるのはなぜか知っていますか?学習の捉え方が違うのです。着実に定着させるための奥義をスクール21の生徒だけにお伝えします。

●数学の奥義
1:「なるほどね!」感覚を持つ

現代の中学生は、受け身的に情報を受け取る機会が増えています。分かりやすいのがYouTubeで、再生しておけば自動的に情報が流れ続けます。情報をそのまま受け入れてマネすることは上手だけど、「自分なりに納得」していない状況も多い。
特に数学では、この捉え方はマイナスです。問題を見て「このパターンは見たことがある!たしかこの公式を使っていた」という感覚だと点数が取れなくなります。 まず「なんで?」と疑問を持つことから始めましょう。「この問題では、なんでこの公式をつかうのか?」「この公式はなんで、この形になるのか?」などと疑問を持つこと。疑問を持つと解消したくなるのが人の性質です。学習の過程で「なるほどね!そういうことだったのか」と合点がいけばOK。定着度が高まります。
ここでのポイントは「自分なりのなるほどね!」で構わないということです。本質的な理解まで及ばなくても、「なるほどね!」と合点がいくと学習効果は高まり、単元横断型の問題にも対応できるようになります。

2:頭の中でビジュアルイメージを作る

目に見える文字や数字に引っ張られてしまう生徒も多くいます。例えば「3a-a」という問題で「3」と回答してしまうことも。文字に引っ張られている典型例です。
頭の中でビジュアルのイメージができていると、こうした間違いはなくなります。頭の中に「a」が3個浮かんでいるイメージを浮かべ、そこから「a」を一つ引いたら、間違いは起きません。
このようにイメージを頭に持つようにすると数学の理解が確実に高まります。

数学

●英語の奥義
3:必ず、音読する

言葉は音にしないと覚えられません。流行りの歌を覚える時は、必ず口ずさんでいるはずです。英語も同じです。音にすることで定着度がグンと高まります。文章を目で追っているだけでは英語は身につかない。実際に口に出さなくても、頭の中での音読でも構いません。必ず音にすることを常に意識してください。

4:まとめてやるより、頻度を高める

週に1回まとめて学習するよりも、短い時間で何度もする方が良い。これを分散学習と言います。日本語は普段から使いますが、英語は日常では使いません。頻度を高めて「英語の知識にアクセスする回数を増やす」ことで英語に慣れることになります。

●国語の奥義
5:主観で答えてはいけない

特に小説を題材にした文章題は「唯一の正解がない」ことばかりです。物語の主人公だって自分の気持ちをちゃんと理解できないのに、第三者である私たちが分かるはずがありません。問題文にも「この時の心情として〝もっとも適切なものを〟選びなさい」などとあるはずです。
出題者は唯一の正解を求めていないことを理解しましょう。ここを理解していない生徒が「国語は難しい」と勘違いしてしまうのです。
問題を解く時に一番ダメなのは「この状況だったら、私ならこう思う!」と自分の考えを持ち込むこと。そうではなく「文章にはどう書いてあるか」「状況からみて近い選択肢」「出題者はどう答えてほしいと思っているか」を考えて回答することが大切です。

読書イラスト

この奥義は、中学生の学習に限ったものではなく、高校に行っても有効です。早い段階でこのような捉え方ができると、点数の伸び率が高まります。忘れないよう時々見返してください。   

奥義1【数学】「なるほどね!」感覚を持つ

奥義2【数学】頭の中でビジュアルイメージを作る

奥義3【英語】必ず、音読する

奥義4【英語】まとめてやるより、頻度を高める

奥義5【国語】主観で答えてはいけない

先生たちのターニングポイント

吉川教室 教室長 海津先生

「この言葉のために先生になったんだよな」海津先生がそう振り返るエピソードがあります。授業力に絶対的な自信を持つ海津先生は、元々はスクール21に通う生徒でした。中3の時「合格可能性30%」の判定で、学校の先生からは志望校を下げるようアドバイスをされました。でもスクール21で先生に信じてもらえたことで志望校に合格できたのです。今や生徒のやる気を高めて成績アップを実現することに定評がありますが、海津先生にもターニングポイントになる生徒がいたのです。

■生徒と先生の苦手意識講師の仕事をはじめて6年目。

海津先生は国語が苦手な生徒を受け持ちました。文章読解が苦手で読むのにとにかく時間がかかる。記述式の問題にはアレルギーが出て、記号問題しか解答しないような生徒でした。
海津先生は国語以外の科目でこの生徒の点数をあげようと考えていました。ですが「いつまで逃げているんだ?」と自分に問いかけチャレンジすることにしたのです。「国語はセンス」と半ばあきらめている自分にも気づいていたのです。

■成功体験のない教え方に四苦八苦

生徒と向き合おうとしたものの、教え方の正解が分かりません。まず「文章読解」を細かく分解しました。「読む集中力がないのか/語彙力がないのか/そもそも読めないのか/問いに対して答えられないのか」と見当を立てます。生徒に「じゃあ先生の前で解いてみて」と実際に問題を解いてもらい、その様子をじっと観察しました。目の動き・手の動きを観察しどこに課題があるのかを分析。解き終えた後に「あの時は何を考えていたの?」と聞きながら、具体的な課題を見つけていったのです。

■手応えと達成。

課題に対して具体的なアドバイスをすると、生徒も国語に対して前向きになりました。これまでは空欄だった記述式の問題も、解答を埋めるようになったのです。海津先生が受け持った当時は50点ほどだった国語の点数が、最後の入試では80点。志望校にも合格できたのです。
合格した生徒は「先生のおかげで国語が好きになりました」と言って卒業をしていきました。海津先生は「まぁな」と照れながらも「この言葉のために先生になったんだよな」と感動を味わっていたのです。海津先生にとっても大きなターニングポイントになったのです。海津先生自身が、中3の時にスクール21の先生に信じてもらって合格できたように、海津先生はこれからも生徒の可能性を信じて指導を続けていきます。


久喜教室 教室長 福島先生

「自分の教えている生徒たちが、これからの日本や世界を作る」と語る福島先生は、生徒が自立することを大切にしている先生です。生徒が「自分の進路を自分で決める」「自分の行動を自分で決める」を大切に日々の指導でも工夫をしています。そんな福島先生にも、印象的だった生徒がいます。

■意外な生徒

今から10年以上前のことです。小学6年生の男の子S君が中学受験を目指して入塾しました。もう夏にかかっていたのでかなり遅いスタート。ただ、保護者さまの要望は受験の合格ではありませんでした。末っ子でのんびりした性格のS君の将来が心配で、中学受験の勉強を通じて「期日を守る」ような規律を身に着けさせたかったのです。
期間が短かったため個別指導でS君を受け持つと、お母さんの話していたことがしみじみ分かりました。本当にのんびりした性格だったのです。かばんから勉強道具を取り出すのがのんびりだったり、テキストを開くのものんびりだったり。「こりゃ大変だなぁ」これが福島先生が抱いた第一印象でした。

■マイペースからガッツポーズ

宿題はあえて多めに出しました。
翌週塾に来たS君は「終わりきらなかったです」と言います。確かに宿題は多めだったものの、S君は「終わらないこと」に対して何も問題を感じていない様子でした。さすがマイペース。
福島先生は辛抱強く伝えました。「S君。宿題はちゃんと終わらせてくるもんなんだよ」「この量だと1日でどのくらいやればいい?」と問いかけながら続けると、S君は徐々にできるようになります。「よくやった!」「えらいじゃん!」福島先生がほめると、普段はあまり表情を変えないS君もニヤニヤしていました。元々まじめな性格だったこともあり3ヶ月ほどで宿題はやり切ってくるようになりました。福島先生も心の中ではガッツポーズ。

■意外な成長

いよいよ受験。残念ながら一回目の受験日では不合格でした。保護者さまは「もういいんじゃない?」と言います。目的が「規律」にあったので十分達成していたのです。でもS君はそれでいいと思っていませんでした。「やっぱり受かりたい!」「受ける!」と残りの受験日程もチャレンジして、見事に合格を勝ち取ったのです。 S君はいつの間にか自立して、自分で自分のことを決められるようになっていたのです。
「自分の教えている生徒たちが、これからの日本や世界を作る」と語る福島先生は、久喜の地から、日本や世界をリードする人材を育てるという目標を持って、今日も教壇に立っています。


ご家庭のリアル 志望校合格!
保護者さまに実際のところを聞きました。

今回お話を伺ったAさん(仮名)は、長男が浦和高校に合格、次男が川越高校に合格されています。「スクール21でレールに乗せてもらった」と話すAさんに、ご家庭での勉強状況やサポート、親の想いなどをお伺いしました。(今回は長男の受験時を中心にお話を伺いました)

Q.今回はインタビューを受けて下さりありがとございます。まずはお子さんをスクール21に入れたきっかけを教えて頂けますか?

A.長男、次男とも小学6年生で入塾しました。スクール21の評判は聞いていましたし、うちは家族も多いので(娘さん含めて3人)、私立より県立高校に行ってほしかったという事情があります。入塾時は浦和高校に合格できるとは全く思っていませんでした。なるべく上の高校に入ってくれたらいいなと思うくらいでしたね。

Q.お子さまも「浦和高校に」とは思っていなかったのでしょうか?

A.全く思っていなかったですよ。でも、中2になると、塾で上位高向けのクラスに入ったので、そのあたりから漠然と「上位高に行くのかなぁ」と思い出したようです。中3ではSUコースに入り、周りも上位高を目指す子ばかりでしたから、自然と上を目指すようになりました。

Q.入試モードになり、ご家庭ではどのくらい勉強をされていたのでしょうか?

A.実は、家ではあまり勉強していませんでした。自分から進んで勉強するタイプの子ではなく、塾と宿題だけやるタイプ。塾にはちゃんと通っているし課題はこなしているので、家では「勉強しなさい」と言うこともありませんでした。家には下の兄弟もいるので勉強の環境は塾の方が整っていますし。定期テストが近づけば、塾でテスト対策をしてくれるのでそれに行っていましたね。入試が近づくと、土日も対策授業があるので塾に行っていました。
長男は自分からは勉強しないけれど、言われたことはやるタイプ。塾で先生に言われたことはきっちりとこなして成績が伸びていきました。

Q.志望校を決めたのはいつ頃でしたか?

A.夏です。北辰テストでいい成績がとれたので、川越高校を目指すと決めていました。ただ、最終的には浦和高校に志望校を変更しています。直前に私立高校に特待生(学費免除)で合格できたので、県立高校はチャレンジしてもいいだろうと。塾の先生との3者面談で「じゃあ、チャレンジしてみなよ」と先生が背中を押してくれて、私も「浦高行けるだろ!」と押すと、長男は「じゃ、するよ」と。そんな感じでした。長男からすると「乗せられた感」があったかもしれませんね。
最後の最後に志望校を変更したので、合格の自信があったわけではありません。合格の通知を見た時は、長男も私も「ホントに受かっちゃった」という感じでしたね。塾の先生の言うことを聞いてちゃんとやっていれば学力が上がるんだと思いました。次男の時も同じでしたから。

Q.お父さまも「浦和高校」を勧めていたようですが、理由はあったのですか?

A.浦和高校の卒業生には、ビジネス界で活躍している方も多くいます。卒業生同士のつながりもできますし、「浦和高校を出た」ということが、将来息子の自信につながると考えていました。

Q.ご家庭では、父親だけでなく母親のサポートもあったかと思います。どのようなことを意識されていたのでしょうか?

A.睡眠時間の確保は意識していたようです。睡眠不足にならないように、夜更かしせず早く寝るようにと。翌日に体調を崩さないように心掛けていたようです。また、必ず塾の前にご飯食べさせるなど、生活のリズムを崩さないように気を付けていたようです。

Q.スクール21の先生とも相談はしたのでしょうか?

A.塾の先生は、高校についても詳しいので頼もしかったです。点数だけでなく、うちの子の性格や高校の校風を踏まえてアドバイスをしてくれました。
また、子どものことをよく見て分ってくれていたのがありがたかったです。授業中の様子を見ていてくれたのでしょうね。3者面談では「今、つまらないと思っているんじゃないか」「物足りないんじゃないか」と新たな課題を出してくれたりしました。

Q.お子さんをスクール21に通わせて良かったですか?

A.間違いなく良かったです。スクール21に入れてなかったら、合格できていなかったと思います。塾の先生に言われることをしていたから、基礎的な学力がしっかりついていたんだなぁと。
あと、小学校の頃から塾に行くことが当たり前になっていたのもよかったです。塾に行くことを負担に感じませんでしたので。そして、成績が上がったことで上位高が選択 肢に入ってきました。

Q.最後に、これから受験を迎えるご家庭に一言お願いします!

A.うちはスクール21でレールに乗せてもらいました。同じ環境の子が周りにいたから「一緒に目指す」空気もあり、成績が上がったことで志望校選択の幅が広がりました。家庭ごとに違いはあると思いますが、ぜひ志望校合格に向けて頑張ってください。

高校生の先輩って頼もしい!

7/12(月)に、スクール21主催の「御三家合格セミナー」がオンラインで開催されました。このイベントの司会を務めたのは、なんとスクール21に通う高校生の先輩。役割分担をしながら進行し、頼もしい姿を見せてくれました。

セミナーでは、前半はスクール21の先生方御三家に合格するために必要な点数や内申点、具体的な勉強方法の説明で、後半は高校生の先輩への質問コーナーが設けられました(このコーナーは先生が司会)。これからの勉強法の参考になるので、少しだけ紹介しますね!

セミナー

セミナー前半部分より

●夏休みはどのくらい勉強しましたか?

浦和一女 Aさん
「塾の時間を含めて毎日6時間くらい勉強していました。数学が苦手にならないように重点的にやりました。塾のテキストを使って、間違えたところは何回もやりなおしたり、模試でできなかった問題を解き直したりしていました」

浦和高校 Bさん
「10時間勉強していました。前日の塾で分からない所があったらそれをやったり、苦手強化をやったりしていました」

●家では、どうすれば集中できましたか?

大宮高校 Cさん
「5分でもいいから机に向かって勉強していたら、1時間2時間でも続くようになっていました」

浦和一女 Aさん
「一女のパンフレットや、受験冊子のビクトリーを読んでモチベーションをあげていました。通算50回くらいは読みました」


先輩が実際にやっていたことなので、生々しいですね!参考にしてこれからの受験勉強に役立てて下さい!

期末テストで大幅点数アップした皆さん大発表!

1学期の期末テストで、中間テストより大幅アップした方です。おめでとう!

テスト結果

期末テストで高得点を獲得した皆さん!

5科目総合は490点以上、科目別は100点満点の方です!おめでとう!

テスト結果

小学生向け(中学受験コース) 中学受験は難しい⁉合格率を高め、
有意義な時間にする方法

昨年度から中学受験を開始した「川口市立高付属中」に24名の合格者を輩出し、No.1の実績を上げたスクール21には、合格率を高める仕組みがあります。難しいと言われる中学受験でいかに合格率を高めるか、いかに有意義な時間にするか、具体的な方法をお伝えします。

将来を見越す家庭が中学受験を選んでいる

大学進学に向けた学習プランを考えた場合、中学受験が有利なことは確かでしょう。中高一貫校のカリキュラムでは、6年間のうち5年間で中学高校の学習内容を終わらせるようになっています。すると、高校3年の1年間は大学受験勉強に集中することができます。「子どもには、いい大学に入ってほしい」と願う保護者さまが中学受験を選ぶ大きな理由です。
とはいえ難関校、人気校に合格することはそう簡単なことではありません。仮に合格に至らなくても、中学受験の勉強を通して「思考力」「判断力」「表現力」を身に着けていくことができます。これらは文科省が掲げる力で、これからの社会で生き抜くための力。これらが身に着いていれば、中学に入ってからもスムーズに学習を進めることができます。
そして、戦略的なご家庭では「今だからこそ差がつく」と考える方もいらっしゃいます。中学高校に進学して周りの生徒も学習をしている時よりも、周りがあまり本腰を入れて取り組んでいない小学生の時だからこそ「周りと差をつけられる」。そう考えて中学受験の勉強に取り組む方もいます。

●中学受験が難しいと言われる4つの理由

中学受験は難しいと言われていますが、挑戦することには合否以上の価値があります。ここではまず難しい理由を4つ挙げます。

:小学校とは全く別の勉強が必要だから

中学受験で出題される内容と、小学校の学習内容は全く別もの。受験生は中学受験のための学習をしなくてはなりません。それは独学では難しく、また小学校の学習と中学受験の学習で復習効果がないため努力を要します。ただし、逆から見れば小学校では身に着きづらい「思考力」などを高める訓練をしているということでもあります。

2:倍率が高いから

昨年度の川口市立高付属中の倍率は約7倍でした。さいたま市内の公立中高一貫校でも5倍ほどの倍率でした。高校受験よりも断然高い倍率です。実際に、中学受験に挑戦 して第一志望校に合格するのは全体の3割ほどと言われています。高い関門であることは間違いありませんが、だからこそ挑戦する意義があります。

3:受験校によってスタイルが全く違うから

受験する中学ごとに問題が異なり、問われる力も異なります。例えば、さいたま市立浦和中では「選択式」や「書き抜き」の問題が多いのに対し、川口市立高付属中では「記 述式」の問題が多く出題されています。学校によって入試で求められる力が違うので、合格率を高めるには、受験校の傾向に合わせた勉強をする必要があります。個人の独学ではかなり難しい点ですが、スクール21では各中学専用のプログラムを用意しています。

4:親のサポートが不可欠だから

「親の受験」とも言われるのが中学受験です。塾への送迎や家庭学習の進捗状況の把握など、保護者さまのサポートは不可欠です。お子さん・保護者さま・スクール21が三位一体になって取り組んでこそ、合格率が高まります。
合格率をグンと高める
 「専用テキスト」 「専用プログラム」
難しい中学受験でも、毎年必ず定数は合格を果たします。スクール21からも毎年多数の合格者が出ているのは、徹底した対策を講じているからです。前述したとおり、受験する中学ごとに出題の傾向が全く異なります。ただ「勉強をがんばる」だけでは合格に近づきません。市販の教材を解いても、学校に合った問題でなければ効果は出ません。
スクール21では、各中学校の問題を徹底的に分析しています。「選択式」「記述式」と言った表面的な形式だけでなく「どんな角度から問うのか?」「具体的に生徒のどんな力を計ろうとしているのか?」など様々な角度から分析します。毎年の問題を分析し、データを蓄積してスクール21専用テキストに落とし込んでいます。

テキスト1 テキスト2

実際のテキスト


スクール21に通う生徒さんが受講するのは、他塾が持っていない「受験中学のためだけに作られた専用プログラム」です。お子さんの現在の学力と照らし合わせて、効率よく力がつくように進めるので、圧倒的に合格に近づきます。その結果、中学受験の合格実績は埼玉県トップクラスを誇っています。

完全定着をとことん追求!

~個別最適化学習システム「スクパス」~

●学習を定着させるには?

勉強において「わかる」「解ける」を増やすためにはどうしたらいいでしょうか?答えはシンプル、「できるようになるまで復習してみる」です。でも、こんな簡単な答えでは聞いたところで意味がないですよね。しかし、シンプルでも実際は、どれだけ復習すればよいのかはひとり一人違いますし、またその復習の方法にもコツがあります。今までの学習法では、どうしてもこの「個人差」と「復習の方法」について徹底することが困難でした。

●スクール21 スクパス「個別最適化」のしくみ

スクール21では学習単元を「エレメント」というとても細かい分類で区別しています。「エレメント」ごとのひとり一人の理解不足は学習の度に「単元テスト」(小学生は「月例テスト」)で発見されます。そして「理解不足なエレメントだけを復習する」ことで学習の効率化を図る仕組みとして「PILOTシステム」を実施してきました。
しかし「復習する」といっても定着するまでの復習の回数には個人差があります。また、復習の方法にも理にかなったものがあります。そこでスクール21はこの「個人差」と「復習のタイミング」についてコンピューターの力を借りて最適化する仕組みを実装しPILOTシステムをさらに進化させました。それが「スクパス」です。


授業の様子

各エレメントに対応した授業動画


テストで発見されたひとり一人の固有の弱点エレメントは、パソコンやタブレットに復習課題として個々別々に配信されます。それはテスト直後の最も関心の高いベストタイミングで配信され、1回目の復習を促します。さらに、ある程度の期間をおいて2回目の復習を促します。この「ある程度の期間をおいてくり返す」という仕組みで「復習したつもり」を一掃します。さらに課題の出来次第では、その後もある程度の期間をおいて3回目の復習・・というように「個人差」に応じた仕組みによって、ひとりも見逃すことなく復習を促し、生徒たち全員を完全定着へと導きます。各エレメントには、それに対応した授業動画を見ることができます(英語・数学/算数)ので、ひとりでは復習できないなんていうこともさせません。もちろん、こうしたひとり一人の学習の記録は「いつやったか、どれだけの時間がかかったか、なんと答えたか」など細かに蓄積されますから、もっと先の時期の復習にも効果的に活用できます。

 

スクパス

実際のスクパス画面

●入試への対応力、応用問題への対応力を身につける

このように「スクパス」を利用することによって完全定着をとことん追求するための仕組みを実現しました。スクール21ではその場の「分かった」だけでなく、いつでも「分かっている」ことを大切にし、入試への対応力、応用問題への対応力をつけていきます。個別最適化された課題で、効率良く確実に「分かった」を積み上げていきましょう!

中学校って楽しいよ! 「中学校の好きなところ」をセンパイたちが
小学生の後輩たちに教えてくれましたよ!

◆社会の歴史です。小学生のころよりも詳しくやるので歴史好きの人は楽しいとおもいます。
(茶道部のエースさん さいたま本部教室2年)

◆授業で友達と意見を交換する時間があること。理由は、いろんな人の意見が聞けて楽しいから
(E.Tさん さいたま本部教室1年)

◆部活です!厳しいけれど、その分楽しいこともあります〜。先輩との会話が楽しみの一つです!
(ひよちゃん 川口教室2年)

◆体育祭などの行事、生徒が企画・運営するので、小学校より活躍の場が増えます!
(匿名さん さいたま本部教室2年)

◆1つ1つ深くやるようになったから社会の授業が小学生のときより楽しくなった
(アーティさん ステラタウン前教室2年)

◆体育の授業がとっても楽しいです。なぜなら、たくさんの体育の種目があってすごく楽しいからです。
(花子さん さいたま本部教室2年)

◆部活動でみんなとワイワイすること。それでわかることもあるし何より楽しいから。
(Tさん ステラタウン前教室2年)

◆英語が好きです。もともと英単語・英作文を覚えたり、作ったりするのが好きだったからです。
(ののまるさん さいたま本部教室2年)

◆歴史の授業が好きです。難しいところも多いけど、結び付いた時に気持ちがいいからです。
(ミジンコさん ステラタウン前教室2年)

◆部活では公式の大会や練習試合で違う中学校との交流が増えて楽しいです。
(ハンジ・ゾエさん 川口教室2年)

◆各教科ごとに先生が違うので内容の濃い授業がうけられるので楽しいです。
(A.O.さん 川口教室1年)

◆ワークを進めること。ワークは自分で計画的にやるのもので、計画通りに進んだら嬉しいから
(N・Iさん ステラタウン前教室2年)

◆部活でちがうクラスや学校の人と仲良くなれて、楽しく部活をやることができること。
(Kさん さいたま本部教室1年)


先輩たちの「好き」を聞いていると、中学生になるのがますます楽しみになりますね!

編集後記

暑い日が続いています。体調を崩しやすい時期ですが、暑さ対策をしっかり行って、夏を乗り切りましょう。今回のトップ記事は「合格脳を鍛えよう!」。合格脳って耳慣れない言葉ですよね。でも入試で成功するにはとても重要です。スクール21の授業ではどんどん合格脳を鍛えていきます。
※取材やアンケートにご協力いただいた生徒の皆さん、ありがとうございます。これからも皆さんの声をどんどん届けていきます。(糸)

※次回の発行は2021年10月を予定しています。

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