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塾・お子様・ご家庭の三位一体学力向上作成!スクール21レポート スクレポ!創刊号

中3生の皆さんへ! 今年の入試を徹底分析!
来年の入試はどうなる!?

心配していませんか?「コロナの影響があったら、来年の入試はどうなるんだろう?」と。たしかに今年の入試は例年とは違いました。徹底分析した結果、そして今年だけでなく最近の傾向と来年の予測もお伝えします。来年の入試で合格を勝ち取るために、皆さんが今から取り組むべきことは何でしょうか?部活にも忙しい1学期だからこそ、大切な勉強のポイントをお伝えします。

生徒

年々増える「聞き方をズラす」出題形式

今年の入試でも入っていました。教科書とは「聞き方」をズラした問題が。例えば、教科書ではグラフの表示を読み取って解く問題が載っていたのに、入試ではグラフが省かれて数字データだけを表示して出題する「聞き方」がありました。

出題形式の変化

このような問題に出くわした時でも「わたし、解いたことがない!」と焦らないでくださいね。問題の内容を理解すれば「解いたことのある問題だった」と安心できるはずです。

今後も「PISA型」は増えていく

このような聞き方は年々増えています。PISA型学力と言って「覚えていれば解ける」よりも「思考力・表現力を使って、使える」ことが問われるようになってきているのです。お父さんお母さんが受験した時とはかなり変わっているのですよ。

スクール21では、長年蓄積してきた分析データを元にテキストを作り込んでいます。皆さんが入試で焦らないように、今年の入試分析を踏まえたテキストも夏までブラッシュアップし続けます。入試に向けて一緒に準備をしていきましょう。

pisa型

受験校によって「必ず取るべき問題」と
「後回しでもいい問題がある」がある

県立高校の入試が終わると、受験生には自己採点をしてもらっています。小問ごとのデータ分析をすると、高校ごとに「確実に点数を取らないといけない問題」と「合格者でも落としている問題」の傾向が見えます。これまでの蓄積データを合わせると「必ず取るべき問題」「後回しにしてもいい問題」が分かっています。まずは、可能な限りすべてを理解するべきですが、入試直前の演習では志望校の合格に直結する学習をしていきましょう。

今年の入試はイレギュラー。
出題範囲は狭いものの難易度は変わらず

新型コロナウィルスによる休校の影響で、県立入試の出題範囲が、中3学習単元は半分ほどになりました。社会や国語は「取り組みやすい」問題が増えていました。例えば国語の文章題は登場人物が2人だけで、テーマも抽象度の低い具体的な話が選ばれました。ただし、簡単だったわけではありません。英語では文法の範囲は狭まっているものの、長文は「読み解く力」がなければ結局解けません。数学でも出題範囲が狭まったものの、単元ごとには難問が出題されました。総合的には例年と変わらない難易度でした。

来年は、ここ数年の傾向に
今年の聞き方も組み合わせる

皆さんは「じゃあ、来年はどうなるの?」と気になりますよね。来年は1~2年前の範囲や出題傾向に戻ると予測しています。ただし、今年の入試で加わった「新たな聞き方」は来年の入試にも入ってくるはず。それを踏まえて、しっかり準備していきましょう。

あとで苦労しないために!1学期の勉強法でとっても大切なこと

「部活が終わったら入試モードに入ろう」と思っていませんか?実はそれでは遅いです。中3の一学期は本当に忙しいです。塾の授業スピードは急に上がるし、部活だって最後の大会に向けて追い込みがある。本格的に受験勉強を始めるのは部活を引退した後だとしても、その前に「自主学習の習慣」ができているかどうか。夏以降に差がつくのは、実はその前の準備なのです。

スタートダッシュを決める自主学習の習慣のコツ

1:今日の授業に、全集中する!

皆さんは、忙しくて「家で勉強する時間」はあまり取れないでしょう。だからこそすべての授業に全集中してください。「あとで復習しよう」と思っても、結局時間が取れません。「今、授業の中で理解をしよう」と集中する意識が大切です。

2:「×」を大切にする

あらゆるテストの答案を大切にしてください。特に「×」が大切です。「解けなかった」とガッカリするのではなく、次回は得点に変えられるチャンスだと捉えましょう。×を〇に変えるから点数がアップするのですから。

3:明日にせず、今解決しようとする!

テストで間違えた問題や授業で分からなかったことを、後回しにしないでください。その場でやり直したり、その場で覚えようとしたりしましょう。「明日やろう」と頭に浮かんだら「今、やろう」と考え直してください。この習慣がジワジワと大きな差を生みますよ。自主学習の習慣ができていれば、部活を引退した後のスタートダッシュが早い!明日からではなく、今から始めましょう。

〈自主学習の習慣のコツ〉

  • 1:今日の授業に、全集中する!
  • 2:「×」を大切にする
  • 3:明日にせず、今解決しようとする!
2021年度入試合格結果

保護者さま必見 スクール21代表
瀧川よりメッセージ!

こんにちは。スクール21代表の瀧川です。この度スクール21レポートを創刊させて頂くことになりました。この紙面では「スクール21が取り組んでいること」「最新の入試情報」などをタイムリーに提供させて頂きます。お子さんがご家族に見せる表情と、学校での表情、学習塾などで見せる表情は違うと思います。普段は見られないお子さんの成長の様子もきっと感じて頂けると考えています。

成長は「点数」だけではありません。

高校受験での一番の成果は「志望校への合格」ですが、子どもの成長は点数だけではないと考えています。スクール21では「子どもの可能性に気づき、信じる」ことを大切にしています。受験には必ず成功と失敗があります。もし受験がうまくいかなかくても、子どもが「自分で進路を決めた」ことは大きな経験になっているはずです。子どもが「自分の力でできるようになった!」と成長を実感してほしいと願っています。

「一人一人」と向き合い、関わります

スクール21代表瀧川

「決めたことを、決めたとおりに教えれば、点数が伸びる」
なんてことはありえません。子どもは一人一人違います。だからこそ一人一人と向き合います。勉強以外のことも話をして理解する。目標も一人一人と一緒に考えます。「○○さんには■■ができる可能性があるよ」「次は〇〇点を目指そう」「あと〇本トライしてみよう」という会話も塾内では日常的に行われています。お子さんはきっと「1点でも点数を上げたい」と願っています。我々もサポートして何としても志望校に合格させたいと思っていますが、塾でできることは限られています。ご家庭とも「二人三脚」を組ませて頂きたいのです。仲がよかろうが悪かろうが、息を合わせなければ前に進めないのが二人三脚であり受験勉強です。ぜひ二人三脚を組ませて頂き、一緒に進ませてください。

新学年の勉強ってどうなるの?と
心配な中1・中2、そして中3生の皆さんへ
新学年でも焦らない勉強のコツ

新しい学年になり「勉強についていけるかな?」と心配していませんか?特に中1と中3は大きく変化するので意識を変えることが大切です。ポイントを押さえておけばスムーズについていけますが、一度遅れると取り戻すのに時間がかかります。その大切なポイントをお伝えします。

中1・中2の勉強は
「正しい方向」を身に着けること

中学校と小学校では効率的な勉強の仕方がだいぶ変わります。早い内に「正しい方向」の勉強の仕方を身につけましょう。特に英語と数学では頭の使い方が全く違うので要注意です。中2の皆さんも「授業についていけてない」と感じていたら、このポイントを参考にして早めに軌道修正しましょう。

数学は「決まり」で覚えない

算数にはなかった「見えないこと」を扱うようになります。どのように理解しようとするかで、あとから大きな差がつきます。今「楽」をして覚えようとしないでくださいね。例えば数学では「マイナス」の計算がはじまります。「-2+1」という計算をどう学ぶか。スクール21ではありませんがこのような教え方もあります。

絶対値の大きい方(-2)から、小さな方(+1)を引く、(1)。
その答えに絶対値の大きい方の符号をつける(-)

この「解き方の決まり」は間違っていません。ですが、このように「決まり」として覚えるのはキケンです。はじめは点数が取れますが、続けるほど難しくなります。覚えることが増えていくので、分厚いルールブックを丸ごと覚えるようなものです。だんだん点数が取れなくなり、「数学嫌い」の原因になります。

数学は「日常的にイメージできるものに
おきかえる習慣」を

「マイナス」は目には見えませんが、日常におきかえると理解しやすくなります。例えば「TVゲームの得点や失点」「貯金と借金」など。この方が理解しやすくないですか?このような考え方で理解する方が、後になっても活きた学びになります。スクール21のテキストでは日常におきかえて理解できるようにしています。

英語は「わかってるよ」とバカにすると
痛い目を見る。

今は小学4年くらいから英語の授業がありますが「習うより慣れろ」の方針です。中学校では「体系的に学習」をしていきますから、「英語は得意!」と思っているとつまづくことが多いです。中学校では簡単なことから始めるので、英語に自信があると「わかってる」と無意識にバカにすることがあります。中1ではいい点数が取れますが、中2くらいで成績が落ちてきます。英語は長い道のりです。これから先のための土台作りをしているという意識を持って取り組みましょう。

成績のいい人ほど難しい?日本語と英語の違い

小学校では「聞く」「話す」が中心でしたが、中学では「書く」が加わります。ここがつまづきやすい点です。日本語の頭のままだとアルファベットをつづれないのです。日本語をローマ字で表すのと、英語は全く別です。成績のいい人はすでに持っている知識とひもづけて理解をする傾向があります。その方法で英語を勉強するとカルチャーショックを受け「英語嫌い」になりがちです。英語は「日本語ではなく英語なんだ」と受け止めましょう。

日本語と英語の違い

中3は、スピードアップに驚かないこと

中3年になると、スクール21の授業が急にスピードアップします。クラスによって違いはありますが1.5~2倍ほどに。入試に向けて本格的な勉強期間を確保するためです。早いクラスは夏期講習では中3のすべての項目を終わらせます。遅いクラスでも11月にはすべて終わらせるペースです。びっくりせず意識のギアチェンジをしてくださいね。

学校の授業とのペースの差が開くから、
塾の中でケリをつける

中2までは、学校の授業より1ヶ月早いくらいのペースで進んでいました。塾で学んだ内容を1か月後に学校の授業で学び直すので、自然と復習ができる機会になっていたはずです。皆さんは意識をしていないと思いますが、実は学習サイクルとしてはとても重要でした。中3になるとそのサイクルが崩れます。学校よりも3~4ヶ月早いペースで進むので、塾の授業でケリをつけていかないといけません。分からないことはその日のうちに解決する習慣をつけましょう。中2感覚のままでいると危険ですよ!

中3は、家でどのくらい勉強をすればいいの?

中3の1学期は、正直なところ家で勉強する時間はあまり取れないでしょう。塾のある日は、部活を終えると自宅でご飯を食べて塾へ。帰宅するのが22時頃なのでその日授業でやったことをさっと見直すくらいが現実的です。塾のない日や土日はまとまった時間が取れるので、週に5時間くらいはやるようにしましょう。2学期は部活がなくなるので、週に15時間くらいやる人がスクール21では多いです。

中3生の学習スケジュール

全学年の皆さんへ
勉強時間のムダ遣いしないために、
スクパスをフル活用

勉強時間のムダ遣いはもったいないですよね?せっかく勉強時間を取るなら、点数が上がることに時間を使いたいでしょう。ムダのナイ効率的な学習計画ができると点数アップも早くなります。3月からスタートした「スクパス」をフル活用してください。スクール21では各科目で学ぶべき項目をエレメントと呼んでいます。皆さんが小テストで間違えたエレメントを中心に、皆さん一人一人に合わせて「今、クリアすべき問題」がスマホ(タブレット)に配信されます。その問題と日々の宿題をしっかりとこなすこと。これがムダのない勉強になります。これまでは「どんな学習をすればいいか」を自分で考える必要がありましたが、その時間も勉強に充てることができれば、より勉強効率もアップします。一度はクリアしたエレメントも、一定の周期で復習配信されるので安心してくださいね。

保護者さま必見 お子さんの勉強がはかどる!保護者のサポート法

スクール21の先生たちから、保護者の皆さんへ。もっとお子さんの学習をはかどらせるためのコツをお伝えします。

001「結果」よりも「習慣」を見る

テストの結果はこれまでの習慣の積み重ねです。ある程度の期間を経て結果に出てきます。今のテスト結果を評価するよりも、今、お子さんがしている勉強習慣に目を向けてください。すると、お子さんも安心して勉強に取り組めるようになるはずです。

スクパス

002指摘するより、他者からのタスクに対しての確認を

ついつい「勉強してないじゃない」と指摘したくなりませんか?そんな時はひと呼吸おいてください。その言葉がいい結果を生むことはありませんから。それよりも「宿題やった?」などと他者から出されたタスクの確認をしてみてください。お子さんも反発しにくい質問になります。

003短期的な成果をきつく求めないで

親が短期的な成果を求めると、お子さんは応えようとします。「とにかく覚えちゃえ」と丸暗記に頼った勉強をしがちです。短期的には点数が取れますが、必ず失速します。勉強は2次関数なので続ければ必ず伸びます。信じましょう。

が教職を続ける理由

「その教え方、私の時にも
してくれたらよかったのに」

内山先生

ずいぶん前の話です。私の教え子も教師になり相互に授業を見る機会がありました。私の授業を見たその元教え子が言ったんです。「うっちー。その教え方、私の時にもしてくれたらよかったのに」私にはずしんと響く言葉でした。「もし、以前から今のような教え方ができていたら、生徒たちの結果も違ったかもしれない」。その言葉がきっかけで「教える」仕事に真剣に向き合うようになりました。
「来年教える時までに直して、改善する」のではなく「今から、直せるところは直す」と考えて取り組むようになりました。今でも「上手くいった授業はない」と思っています。毎回、どの授業でも必ず改善点があります。それを見つけて今日も一つずつ改善しています。

「自分の足で歩き出す瞬間」に立ち会える喜び

スクール21代表瀧川

私自身が教務を行っていた時、「勉強が嫌い」「苦手」という生徒をたくさん受け持っていました。そういう生徒と目いっぱい関わっていると、生徒のスイッチが入る瞬間に立ち会えることがあります。「ちょっと勉強が好きになったかも」「もう少し勉強を頑張りたくなった」と言い、目標を自ら決めて、自らの足で歩き出す。その瞬間を共有できると心からやりがいを感じます。そうした体験は、我々職員にとっての学びになりますし「必ず志望校に合格させよう」と心を新たにするきっかけになっています。スクール21は23年連続で埼玉県御三家の合格者数が1番ですが、完璧ではありません。まだ全員の目標達成をしていません。本当の意味で、全員に心から喜んで頂けるように努力を続けていきます。


スクレポ創刊号はいかがでしたでしょうか?最後までお読み頂きありがとうございます。これからもご家庭との二人三脚で進んでいくために、張り切って情報をお届けしていきます。今後はおたより募集もさせて頂きたいと思っています。

今後、予定している内容(変更の可能性あり)

●保護者さまからのおたより募集
●生徒が語る「やって良かった」「やらなきゃよかった」勉強法
●最新の入試情報や対策
●親や先生から言われてやる気が出た言葉
●各科目の効率的な勉強のコツ
●定期テスト直前、あと5点アップする方法
●先生と生徒のほっこりエピソード
●県立高校の先生インタビュー
●親子座談会レポート
●高校ってどんなところ?生レポート
 など。楽しみにしていてくださいね!

編集後記

コロナ禍が続く中、桜の季節も2回目を迎えました。昨年の今頃は学校も休校となり、保護者の皆様におかれましてはお子様の学習に関して不安になられていたことと思います。スクール21でもどのように学習機会を確保するか、試行錯誤を重ねながら進めてまいりました。まだ続くであろうコロナ禍ですが、この「スクレポ!」を通して学力向上、志望校合格に向けた情報発信をしていきますので、今後ともよろしくお願い申し上げます。(天)

※次回の発行は2021年5月を予定しています。

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