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2012年10月20日
カテゴリ:受験シミュレーションストーリー
今朝は少し冷え込んだようだ。ついこないだまで暑い暑いと言っていたのに、最近はさわやかな気候に包まれる日が多くなり、過ごしやすい秋を感じるようになってきた。そうなると受験本番までもうカウントダウンらしい。
「いいですかっ!個別相談会に盛んに参加するころにはもう秋を感じる季節になる。」
先月、説明会参加の注意の時に宮田先生が言っていた。
「そして受験生にとってはね、"秋"はあっという間に過ぎ去るんだ。初めに参加した個別相談では過ごしやすい気候だったのがな、何回目かの時にはもう冬になっている・・・そう、マフラー巻いてコート着て。そうなると受験まではもう待ったなし!」
今日は初めての個別相談会。ここからは急展開で受験に突入するらしい。心してかからねば。乗り遅れないように。またもや母の身支度を待ちながら思ったのであった。
予約時間は午前11時。この学校に行くのは2回目なのでもう迷うことはない。少しだけ派手な格好に感じる母と肩を並べて校舎の中へ。受付で個別相談に伺ったことを告げると、待合の教室に案内された。
10分ほど待ったのち、相談のブース(別の教室の机を給食のときのように向い合せたものだが)に案内され、着席を促された。
私と母は少々緊張しながら勧められるままに席についた。
「お待たせいたしました。私、教頭の下野と申します。谷川さんですね。今日はよろしくお願いします。」
(え゛、き、きょーとーせんせー! 私は心の中で絶句した。おそらく母も隣で同じ反応、一気に緊張した)
「では忘れないうちに、今日は成績の資料はお持ちになりましたか。」
「はい、今月の北辰テストの結果と、1学期の通知表のコピーを持参いたしました。お願いします。」
私は資料を教頭先生に渡した。緊張する。教頭先生は時折フムフムと頷きながら私の成績履歴を注意深く見まわした。成績個票を見られることがまるで自分の心の中を見透かされるかのような気がしてとても落ち着かなかない。
「2学期に入ってより頑張っている成果が出ていますね。今のこの成績だと、特進コースは大丈夫でしょう。次のテストでもう一度63を超えれば特選コースも大丈夫でしょう。そうなったらもう一度個別相談にいらしてください。」
その後教育方針についてのことや、部活動のこと、大学への進学に関することなどを説明され、15分ほどであっけなく初回の個別相談会は終了した。
帰路につく電車の中で吊革にぶら下がりながら母はこの時のやり取りに文句を言いだした。
「あとでもう一度行くことになるのなら、最初から後の日程にしておけばよかったわよね。北辰テストの最後の結果が出てからまとめて個別相談に行けば効率悪くならないじゃない!」
「確かにそうだけど、濱口先生言ってたよ。個別相談て最初はとても緊張するから、なるべく早い時期に練習のつもりで何回か参加しておいたほうがいいって。しっかりと事前に整理していたとしても聞きたいことを聞き漏らしてしまうものなんだって。」
「まあ、確かに。今日の相談では教頭先生の話を聞くこと専門で、私たちから何か聞いたりはほとんどしなかったわね。」
「今になってみると、大学進学の話があったでしょ。その中で指定校推薦を使うのは進学クラスの生徒が中心だって。特選クラスや特進クラスに入ったら指定校推薦は使えないってことかな?」
母と私は、家に帰ってからもたった15分のことながら、たくさんの疑問点が新たに浮かび上がるのだった。
「来月もう一度相談に伺いましょう。そのためには次の模試で63とらないとね。」
to be continued・・・・・