【最新版】埼玉県立浦和高校の偏差値! 難易度も人気も埼玉県内屈指?

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東京大学をはじめとした難関大学に数多くの合格者を輩出している、埼玉県立浦和高校(以下、浦高)。その偏差値はどれくらいなのでしょうか?今回は浦高の偏差値や進学実績、OBが語る浦高あるあるエピソードもあわせてご紹介しますので、受験生の皆さんは参考にしてみてくださいね。

浦和高校は偏差値ランキングで何位? 入試倍率は?

まずピックアップするのは、2023年度入試合格者の2022年2学期の有名会場テスト平均偏差値を、男女別にまとめたランキング表です。

偏差値 男子 女子
70以上 浦和(普通)、大宮(理数)(普通) 大宮(理数)(普通)、浦和第一女子(普通)
69   市立浦和(普通)
68 市立浦和(普通)  
67 川越(普通)  
66 越谷北(理数)、春日部(普通)、所沢北(理数) 越谷北(理数)、所沢北(理数)、川越女子(普通)
65 越谷北(普通)、不動岡(普通)、蕨(普通) 蕨(普通)
64 浦和西(普通)、所沢北(普通)、蕨(外国語) 浦和西(普通)、越谷北(普通)、所沢北(普通)、川口市立(理数)、不動岡(普通)
63 川口市立(理数)、大宮北(理数)、和光国際(外国語) 大宮北(理数)、蕨(外国語)
62 越ヶ谷(普通)、熊谷(普通)、熊谷西(理数)、川口市立(普通)、和光国際(普通) 越ヶ谷(普通)、熊谷女子(普通)、和光国際(普通)(外国語)
61 川口北(普通) 熊谷西(理数)、川口市立(普通)、川口北(普通)
60 熊谷西(普通)、松山(理数)、川越南(普通)、大宮北 熊谷西(普通)、川越南(普通)、大宮北(普通)

※数値は合格の目安を示すものであり、学校間の格差を表すものではありません

上記の表は、2023年度入試合格者の2022年2学期の有名会場テスト平均偏差値を、男女別にまとめたランキングです。埼玉の公立高校で偏差値70以上なのは浦高、大宮高校(理数科&普通科)、浦和第一女子高校の、いわゆる“県立御三家”のみとなっています。

大宮高校は共学校、浦和第一女子高校は女子校ですので、浦高は埼玉で最高難易度の男子校だといえるでしょう。なお、伝統的な公立男子校の多さが埼玉の特徴であり、川越高校や春日部高校も偏差値ランキングの上位に名を連ねていますね。

そのほかに偏差値70の壁に迫っているのは、市立浦和高校です。2023年度入試倍率(※)は浦高が1.43倍なのに対し、市立浦和高校は2.13倍。共学校である市立浦和高校は、浦高とは校風も異なりますが、埼玉屈指の人気を誇っていることがわかります。

※データ出典:埼玉県公式サイト「令和5年度埼玉県公立高等学校入学許可候補者数」

浦和高校の進学実績や現役進学率は? やはり名門・東大が人気?

偏差値70以上という、受験生にとっては非常にハードルが高い浦高。狭き門を突破した浦高の生徒たちは、どのような進学実績を残しているのでしょうか。2023年度入試における浦高の合格実績のうち、いわゆる旧帝一工と、早慶上智GMARCHのみを抜粋してみます。

【2023年度入試】浦和高校の合格実績(抜粋)
国公立大学 大学名 延べ合格者数
現役 浪人 合計
東京 21 15 36
一橋 15 5 20
東京工業 5 2 7
北海道 11 5 16
東北 16 8 24
名古屋 0 1 1
京都 4 5 9
大阪 2 0 2
九州 3 1 4
私立大学 早稲田 49 62 111

慶應義塾

うち医

26 41 67
0 1 1
上智 13 13 26
中央 15 48 63
明治 36 87 123
立教 4 27 31
青山学院 5 3 8
法政 8 25 33

引用元:埼玉県立浦和高等学校公式サイト「進路実績」

東京大学合格者数36人というのは、埼玉では他校の追随を許さない実績であり、公立校としては全国でもトップクラスです。同年度の東京大学合格者数で比較すると、同じ偏差値70以上でも大宮高校は19人、浦和第一女子高校は6人にとどまっています。

もちろん浦高は、この年度の生徒たちだけが優秀だったわけではなく、2008年度以降はコンスタントに毎年20人以上が東京大学に合格。私立大学のツートップである早稲田大学と慶應義塾大学もそれぞれ111人、67人が合格しています。

ほかにはイギリスのケンブリッジ大学のような海外の大学や、自衛官を養成する防衛大学校などに進んでいる生徒もいます。合格・進学実績の詳細については、こちらの記事をご覧ください。

OBが語る浦和高校あるあるエピソード! 北辰テスト1位のすごい同級生も!?

ちなみに私は約10年前にスクール21に通っており、先生たちの親身な指導のもと、浦高に合格することができました。ここで、OBの視点から見た浦高の”あるある”エピソードをいくつか挙げてみましょう。

埼玉の中学生は定期的に北辰テスト(模試)を受け、自分の学力を測りますよね。成績優秀者は後日配られる冊子に氏名が掲載されますが、浦高に入学してから読み返してみると、同級生の名前がたくさん見つかって面白かったです。なかには全科目で満点を取ったこともある生徒もいて「この学校、やっぱりすごいな……」と圧倒されました。

また、東京の難関私立高校や国立大学附属学校の合格を辞退してまで浦高に入学してくる生徒も珍しくありません。浦高にギリギリ合格できた私からすると「もったいないんじゃ?」と感じましたが、むしろそういう生徒のほうが勉強一辺倒ではなく、学校行事や部活動を積極的に楽しんでいた印象です。きっと彼らは、浦高ならではの特別な魅力に惹かれていたのでしょう。

学校生活でいうと、教員が出張で授業できなくなったときなどに発生する”まるト”の存在が名物かもしれません(正式名称は、カタカナのトを〇で囲む)。私の記憶では、まるトのトは図書室のトで、「授業の代わりに図書室で自習するように」という教員からの指示でした。しかしその実態は、生徒たちのモラルにゆだねられた自由時間。極端なお話、学校外のラーメン屋などに行ってもOKだったので、私たちはみんなまるトを大歓迎していたのです。

あとは私も含め、10分間の休み時間に“早弁”している光景をよく見かけました。男子校で体育の授業が激しいこともあり、昼休みを待たずにエネルギー補給したくなるといいますか……。もっとも、文化部に入っていた私でも無事に卒業できましたから、スポーツが得意ではない方も、安心して浦高を目指してくださいね。

有名人や医師の出身者も多い浦和高校に入るには、スクール21が近道!

浦高のOBは各方面で活躍しています。私の在学中には俳優の愛川欽也さん(故人)の講話を聞く機会がありましたし、宇宙飛行士の若田光一さんが、国際宇宙ステーションから生中継でメッセージを送ってくれたこともありました。

卒業後も付き合いがある私の同級生のなかには、医師や教員になった者もおり、近況報告をするたびに刺激を受けるものです。浦高で得られた思い出や人間関係は、一生ものの財産になることでしょう。

もし受験生のみなさんが浦高を本気で志望するなら、私の実体験からも、スクール21が一番の近道だといって過言ではありません。まずは、無料の学力診断やカウンセリングを受けてみませんか?県立御三家の合格者数25年連続ナンバーワンのスクール21に、ご遠慮なくお問い合わせください。