大宮高校の気になる評判!校風や進学実績について

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埼玉県立大宮高校は、浦和高校&浦和第一女子高校とともに“県立御三家”と称される名門校です。大宮高校はどのような高校なのか、まずは基本的知識を押さえておきましょう。ここでは、大宮高校の評判や校風、そして大学の合格実績など、大宮高校の概要についてご紹介します。

大宮高校のプロフィール

大宮高校はさいたま市大宮区に所在する男女共学の県立高校です。教育方針に、進学校として躍進することを明確に掲げている学校であり、「チーム大宮」というスローガンがそれを象徴しています。
指導の基本方針は「授業中心」、「難関大学に現役で合格」、「勉強と部活動の両立」。普通科と理数科があり、通称は大高(おおこう)です。

入学するとまもなく、新入生たちは「オリエンテーション・キャンプ」に参加します。ビブリオバトル(知的書評合戦)、バーベキュー、クラス対抗校歌合戦、スポーツレクリエーションなどを通じて「チーム」としての結束を固める1泊2日の合宿で、これに参加して初めて大高生になると言われます。

大宮高校の職員室前の廊下には蛍光灯の付いた机が置いてあり、放課後にそこで生徒たちが先生に質問する姿がよく見られます。休み時間、昼休みも生徒の質問時間となっているほどで、こうした姿勢は予備校などに頼らず大学進学を果たすという同校の方針に沿ったものです。
実際に3年生の中で予備校に通う生徒はわずかのようです。また、生徒による授業評価や公開授業、研究授業にも意欲的に取り組んでいて、「わかる授業、確かな学力育成」を目標とした授業のクオリティーアップが図られています。

一方、部活動も活発。運動部・文化部合わせて47の部活動・同好会があり、ほとんどの生徒がこれらに加入しています。甲子園出場7回の野球部をはじめ、ボート部や水泳部も全国大会に出場。文化部では音楽部、棋道部などが全国大会、関東大会で活躍を続けています。

大宮高校の合格実績

大宮高校は以前から有名私立大学の合格実績に定評があり、ここ数年は東京大学など国公立大の合格者、進学者が増えていることで注目を浴びています。


2023年度の実績を見ると、東京大学に19人(現役13人)が合格。2022年度は10人(現役7人)、2021年度には15人(現役12人)が同大学に合格しています。京都大学についても、2023年度は1人(現役)、2022年度は5人(現役3人)、2021年度は5人(現役2人)が合格の実績を残しています。

他にも、2023年度は東京工業大学に11人(現役10人)、一橋大学に9人(現役9人)、北海道大学に7人(現役7人)、東北大学に17人(現役14人)、筑波大学に17人(現役16人)の合格者を出しており、国公立大合格者数は合計でなんと187名(現役153名)に達しています。


国公立大の合格者がこれほど多い理由は、大宮高校が学校全体で積極的に国公立大への進学を推奨・推進し、生徒もまたそれに応えるための努力を続けていることの現れでしょう。埼玉県内、そして全国レベルでもトップの進学校になろうという意欲が結果につながっているものと思われます。

一方、有名私立大学の合格者数が非常に多いことも見逃せません。2023年度の早稲田大学の合格者は102人(現役79人)、慶應義塾大学は59人(現役47人)が合格しています。そのほかにも、上智大学に20人(現役16人)、東京理科大学に145人(現役122人)、明治大学に142人(現役110人)、青山学院大学に31人(現役28人)、立教大学に70人(現役59人)、中央大学に63(現役48人)、法政大学に82人(現役63人)が合格しています。私立大学の合格者数は合計1178人(現役936人)に上っています。

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