お子さんが小学校に入学したとき「そろそろ塾に通わせるべき?」と迷う保護者は多いのではないでしょうか。
小学校低学年は、勉強の基礎を作る大切な時期です。吸収力が高く、学習習慣を身につけやすいこのタイミングで、どのような選択をするかは、その後の学習意欲に大きく影響します。
この記事では、小学校低学年から塾がおすすめできる理由、オンライン塾・個別指導塾・集団塾それぞれの特徴、そして家庭に合った塾の選び方を解説します。お子さんの性格や家庭の方針に合った学び方を見つけるために、ぜひ参考にしてください。
小学校低学年に塾は必要?おすすめできる理由

小学校低学年に塾がおすすめできる理由は、いくつかあります。ここでは、とくに重要な4つの理由を紹介します。
- 勉強の楽しさを育む時期だから
- 吸収力が高い時期だから
- 周りとの差に気づき始める時期だから
- 「学習の型」を作れるから
それぞれ詳しく見ていきましょう。
勉強の楽しさを育む時期だから
小学校低学年は、知識量を増やすことよりも「学ぶことは楽しい」と感じられるかどうかが重要な時期です。この段階で勉強に苦手意識がついてしまうと、その後の学習意欲にも影響しかねません。
塾では、年齢や発達段階に合わせてテンポよく進めたり、できたことをしっかり認めたりする工夫がされています。そのため、自宅学習では集中が続かない子でも、前向きに取り組みやすくなるでしょう。
塾で楽しみながら学ぶ経験を積むことで、自然に学習習慣が身につき、将来の受験にもつながる土台を作れます。
子どもを塾に通わせるタイミングについては「小学生の塾はいつから?学年別の通塾率や入塾タイミングの判断軸を紹介」の記事を参考にしてみてください。
吸収力が高い時期だから
小学校低学年は、言葉や考え方を柔軟に吸収できる時期。新しいことを素直に受け入れやすく、学習内容を遊び感覚で身につけられる点が特徴です。
このタイミングで正しい学び方や考え方に触れることで、学習能力の土台が身につきます。塾では、学年や理解度に応じたカリキュラムが用意されており「わかる」から「できる」という成功体験を積みやすい環境が整っています。
吸収力が高い時期に無理なく学習を取り入れることで、その後の学習をスムーズに進めやすくなるでしょう。
周りとの差に気づき始める時期だから
小学校低学年になると、授業や宿題をとおして、子ども自身が「できる・できない」を意識し始めます。周りの子がすらすら問題を解いている姿を見て、自信をなくしてしまうケースも少なくありません。
この時期に適切なサポートがあると、つまずいているポイントを早めに解消しやすくなります。塾では、理解度に合わせて丁寧にフォローするため、「わからないまま進む」状態を防げます。
周りとの差が大きくなる前に学習の基礎を整えておくことで、安心して学校生活を送り、積極的に勉強する姿勢が身につくでしょう。
「学習の型」を作れるから
小学校低学年は、勉強内容そのものよりも「どう学ぶか」を身につける重要な時期です。問題の読み方や考える順番・見直しの習慣など、学習の進め方がこの時期に定着しやすくなります。
塾では、授業の受け方やノートの取り方・復習の仕方まで含めて教えてもらえることが多く、自然に学習の型が身につきます。家庭学習だけでは親子で教え方がぶれやすい点も、塾なら一定のルールで進められるのが強みです。
早い段階で学習の型を作っておくことで、学年が上がっても自分で考え、学び続ける力につながります。
小学校低学年におすすめの塾タイプ比較

小学校低学年向けの塾には複数の形式があります。ここでは、以下の3タイプの授業形式について解説します。
- オンライン塾
- 個別指導塾
- 集団塾
ぜひ参考にしてみてください。
オンライン塾|自宅で完結・マイペースに進めたい子向け
オンライン塾は、自宅で学習できるため送迎の負担がなく、ほかの習い事や家庭の予定と両立しやすい点が特徴です。動画授業や双方向型の指導により、子どもの理解度や集中力に合わせて進められるため、集団のペースに縛られたくない子に向いています。
また、繰り返し視聴できる仕組みがあることで、わからない部分を自分のペースで復習しやすい点もメリットです。
一方で、学習習慣がまだ安定していない場合は、保護者の声かけや見守りがあると、より安心して取り組めるでしょう。家庭での言葉がけやサポートと組み合わせることで、無理なく学習を継続しやすくなります。
個別指導塾|集中力に波がある子・理解にムラがある子向け
個別指導塾は、講師が子どもの理解度や集中力の状態を見ながら進められる点が大きな特徴です。
小学校低学年は、その日の気分や体調によって集中力に差が出やすく、集団授業では理解が追いつきにくい場面が出ることもあります。個別指導であれば、つまずいた箇所をその場で確認し、理解できるまで丁寧にフォローしてもらえるでしょう。
また、質問しやすい環境のため「わからないまま進む」不安を減らしやすいのもメリットです。一人ひとりのペースに合わせて学習を進めたい場合に適した塾タイプといえます。
集団塾|競争心や刺激をプラスしたい子向け
集団塾は、同じ学年・レベルの子どもたちと一緒に学ぶことで、良い刺激を受けやすい授業スタイルです。周りの子が手を挙げたり問題を解いたりする姿を見ることで「自分も頑張ろう」という意欲が芽生えやすくなります。
とくに、負けず嫌いな性格や人と関わる意欲が高い子には向いています。一方で、授業の進度は全体に合わせて進むため、理解が追いつかない場合はフォローが必要になることもあるでしょう。
競争心をプラスしながら学習意欲を高めたい家庭にとって、集団塾はおすすめできる選択肢といえます。
小学校低学年向け!塾を選ぶときの判断ポイント

塾選びを成功させるには、いくつかの重要なポイントを見落とさないようにする必要があるでしょう。ここでは、5つの判断基準を紹介します。
- 子どもの性格に授業形式があっているか
- 塾の指導方針・学習目的が家庭の考え方と合っているか
- 無理のない通塾スケジュールを組めるか
- 体験授業を受けたときの子どもの様子は楽しそうか
- 中学受験を考えているか
塾選びに迷っている方は、ぜひ参考にしてみてください。
子どもの性格に授業形式があっているか
小学校低学年の塾選びでは、成績や評判だけでなく、子どもの性格に授業形式が合っているかを重視することが大切です。
人前で発言するのが得意な子は集団塾で刺激を受けやすく、マイペースに取り組みたい子は個別指導やオンライン塾が向いています。集中力に波がある場合も、講師が柔軟に対応できる形式のほうが安心です。
合わない授業形式の塾に無理やり入れると、勉強そのものが負担になってしまうこともあります。そのため、子どもの個性を理解したうえで塾を選ぶことが、継続的な学習につながる最初の一歩といえるでしょう。
塾の指導方針・学習目的が家庭の考え方と合っているか
小学校低学年向けの塾は、「先取り重視」「学習習慣づくり重視」「楽しさ重視」など、指導方針に違いがあります。どれが良い・悪いという話ではなく、家庭が求めているゴールと合っているかが重要です。
たとえば「中学受験を見据えているのか」「まずは勉強に慣れてほしいのか」によって、選ぶべき塾は変わります。方針が合わないと、親子ともに違和感が積み重なりやすいため、事前に確認しておくと安心です。
無理のない通塾スケジュールを組めるか
小学校低学年は、学校生活に慣れるだけでも体力や集中力を使う時期です。そのため、塾を選ぶ際は学習内容だけでなく、通塾の頻度や時間帯が無理なく続けられるかを確認することが重要です。
習い事や家庭での時間とのバランスが取れていないと、疲れやストレスから学習意欲が下がってしまうこともあります。週1回から始められる塾や振替制度が整っている塾であれば、生活リズムを崩しにくく安心です。無理のないスケジュールを組めることが、学習を長く続けるポイントといえます。
体験授業を受けたときの子どもの様子は楽しそうか
塾選びでは、体験授業を受けたときの子どもの反応をしっかり見ることが大切です。内容が理解できているかだけでなく「楽しかった」「また行きたい」と前向きな気持ちが出ているかを確認しましょう。
小学校低学年は感情が学習意欲に直結しやすいため、楽しさを感じられるかどうかはとくに重要なポイントです。授業後の表情や家での会話から、緊張しすぎていないか、無理をしていないかを見極めることが大切です。
中学受験を考えているか
塾を選ぶ際は、将来的に中学受験を視野に入れているかどうかも確認しましょう。
現時点で受験を決めていなくても、選択肢として考えている場合は、基礎学力や思考力を重視するカリキュラムの塾を選ぶと安心です。低学年向けに受験対策を前面に出す塾は多くありませんが、学年が上がった際に同じ塾でステップアップできるかは要チェックです。
一方、受験予定が未定の場合は、まずは学習習慣づくりを重視する塾でも十分です。家庭の方針に合った学び方を選びましょう。
小学校低学年は吸収力が高いため、学びの土台づくりに塾がおすすめ

小学校低学年は、新しい知識や考え方を柔軟に受け入れやすく、学習の土台を形づくるのに適した時期です。この段階で正しい学び方や考える習慣を身につけておくと、その後の成績が伸びやすくなります。
吸収力が高い今だからこそ、無理なく学びの土台を作る選択肢として塾は有効といえるでしょう。スクール21では、年少~小学校低学年向けの学習コースもご用意しており、早い段階からお子さんの学びをサポートできる体制を整えています。ご興味のある方は、お気軽にご相談ください。