受験勉強に集中できないのは甘え?やる気を出す対処法やNG行動を紹介

受験勉強に集中できないのは甘え?やる気を出す対処法やNG行動を紹介のアイキャッチ画像

「受験勉強をしたいのに、ついスマホを触ってしまう…」
「集中できないのは、うちの子が甘いから?」

こうした悩みは、多くの受験生や保護者の方が感じていることです。

しかし集中できないのは性格や努力不足のせいではありません。
原因を理解して工夫すれば、誰でも改善できます。

そこで今回は、受験勉強に集中できない原因と具体的な対処法、さらに集中力を妨げるNG行動について詳しく解説します。ぜひ参考にしてみてください。

受験勉強に集中できない原因と対処法

受験勉強への集中力を高めるためには、いくつかの重要なポイントがあります。ここでは、とくに重要な4つのポイントを紹介します。

  • スマホやゲームなどが視界に入らないようにする
  • 目標を紙に書いてやる気を保つ
  • 勉強計画を具体的に立てて実行する
  • 定期的に休息をとる

それぞれ詳しく見ていきましょう。

勉強しようと思っても、ついスマホやゲーム機が目に入ると、気が散ってしまいます。通知音や画面の光だけでなく、そこにあるという存在感が集中力をそぐ大きな要因になりかねません。

とくに、受験という大きな目標を前にすると、緊張感から逃れたくなり、無意識のうちに手を伸ばしてしまうこともあるでしょう。だからこそ、まず「物理的に視界からシャットアウトする」ことが大切です。

たとえば、机の引き出しの奥にしまったり家族に預けたりするなど、手が届かない環境を作れば、目の前の課題へ意識が自然に向いてきます。

誘惑を遠ざける工夫が、自分の集中力を最大限に引き出す第一歩です。

目標を紙に書いてやる気を保つ

受験勉強に集中できない原因のひとつは「何のために頑張るのか」が曖昧になってしまうことが挙げられます。だからこそ、まず自分の目標を「紙に書き出す」ことが大切です。

志望校の名前や将来なりたい職業などを具体的に書いて机の目立つ場所に貼っておきましょう。勉強中に疲れたり集中力が切れそうになったとき、その紙を見ることで「この努力は自分の夢に近づくためのものだ」と意識し直せます。

やる気が失せたときに目標を見れば、心の支えとなり、もうひと踏ん張りするエネルギーをもらえるでしょう。毎日の積み重ねが合格につながると信じて、モチベーションを維持できます。

勉強計画を具体的に立てて実行する

受験勉強に本気で取り組むには、まず明確な目標を設定し、そこから逆算して計画を立てることが重要です。曖昧なままでは毎日のやるべきことがはっきりせず、集中力も削がれてしまいます。

まず、志望校や必要な科目や合格に必要な力を洗い出し、年間・月間・週間・日々の単位に分けて学習内容を割り振りましょう。

勉強計画は、完璧にこなすことよりも定期的に見直し、必要に応じて修正する柔軟さが大切です。

具体的な計画を立てることで、努力の成果や小さな達成感を実感しやすくなり、モチベーションの維持につながります。

定期的に休息をとる

受験勉強を続けていると、体や頭が疲れてきて集中力が切れてしまう瞬間は誰にでもあります。

そのようなときは、勉強し続けるよりも適度に休憩を挟んで気分転換しましょう。

たとえば、一定時間ごとにストレッチをしたり、軽く外の空気を吸うだけで、頭がすっきりとして集中力が戻ります。

休息を罪悪感なく取り入れることで「次はここから再開しよう」と前向きな気持ちに切り替わるでしょう。

メリハリをつけて学習すれば、受験勉強が効率的に進み、目標に着実に近づけます。

リフレッシュの方法については、以下の記事を参考にしてみてください。

受験勉強に疲れたらどうすればいい?リフレッシュ術やストレスを溜めない方法を紹介

受験勉強にしっかり集中して合格できる人の特徴

受験に成功する人の特徴を知っておけば、自分の勉強方法を改善できます。ここでは、勉強効率が高い人に共通する特徴を3つ紹介します。

  • ミスや失敗を分析し改善できる
  • 健康管理・生活習慣をしっかり整えている
  • メリハリをつけるのがうまい

ひとつずつ見ていきましょう。

ミスや失敗を分析し改善できる

合格を勝ち取る受験生は、問題の正答率だけに目を向けるだけではありません。

限られた時間の使い方や日々のモチベーションの維持においても、自分の失敗を冷静に分析し続ける力を持っている人が多いです。

勉強の合間に休憩を長く取りすぎたり集中が続かずにダラダラしたりした場合、その理由を細かく振り返って明日からの勉強計画に反映させています。

時間の使い方と日々のメンタルを自ら振り返って改善し続ければ、合格に直結する集中力と継続力を維持できるでしょう。

健康管理・生活習慣をしっかり整えている

合格を手にする受験生は、学力だけでなく、長期間集中して努力し続けられる体と心のコンディションづくりにも力を入れています。

睡眠も重要で、十分な時間と質を確保することで、記憶の定着や気持ちをリフレッシュしています。

このような当たり前の習慣が、受験本番で力を最大限に発揮するためには欠かせません。

メリハリをつけるのがうまい

合格できる受験生は、常に全力で勉強し続けているわけではありません。勉強する時間と休憩する時間の切り替えが上手な人が多いです。

勉強が上手な人は、集中して取り組むべきときには一気にエネルギーを注ぎ、集中が途切れそうになったときには、迷わず体と心をリフレッシュする時間を取っています。

また、受験勉強中でもご褒美となる楽しみや趣味をうまく日々の生活に取り入れて、モチベーションを自然に高めるのも効果的です。

このようなメリハリのある過ごし方を意識することで、長期間にわたる受験勉強を乗り越えるための持続力と集中力を支えられるでしょう。

受験勉強に集中できない状態にするNG行動

集中力を低下させるNG行動を避けることは、効率よく勉強するうえで欠かせません。ここでは重要なポイントを4つ紹介します。

  • スマホやSNSなどをなんとなくいじる
  • 勉強内容や今日やることが曖昧なまま始める
  • 楽しみや娯楽を完全に排除する
  • 友達とだらだら話しながら勉強する

当てはまっているものがあれば、改善してみてください。

スマホやSNSなどをなんとなくいじる

スマホやSNSをなんとなく触ってしまう習慣は、受験勉強への集中力を奪います。

本来は数分だけのつもりでも、気付けば長時間SNSを見続けてしまい、貴重な勉強時間がいつの間にか削られてしまいかねません。

また、通知や「いいね!」などは、脳に強い刺激を与え、無意識のうちに何度も確認したくなるクセとなり、勉強に取り組もうとする気持ちを妨げます。

さらに、SNSでは他人の進捗や生活と比べて焦りや劣等感を感じることもあり、それが精神的な疲れややる気の低下につながることもあるでしょう。

だらだらとスマホを触り続ける行動は、現実逃避や気分転換どころか、目標からどんどん遠ざかってしまう悪習慣です。

勉強内容や今日やることが曖昧なまま始める

今日やるべきことがはっきりしないまま勉強を始めると、何から手をつければいいのか迷ってしまい、時間だけが過ぎていくことが多々あります。

この状態では「とりあえず机に向かっている」という安心感は得られますが、実際には学習の質も集中力も落ちてしまうでしょう。

また、ゴールや今日達成したい内容が定まっていないため、途中で気が抜けてほかのことに気を取られやすくなります。

そのため、今日やるべき内容や進め方を事前に具体的に決めてから勉強に取りかかることが、集中力を高めるうえで欠かせない工夫といえるでしょう。

楽しみや娯楽を完全に排除する

楽しみや娯楽をすべて排除して勉強だけに没頭しようとすると、一時的には集中できたように感じるかもしれませんが、長続きしないのが現実です。

人間の脳は報酬を期待することでやる気が高まり、勉強のあとに好きなことを楽しみにできると、自然に集中力も持続しやすくなります。

反対に、息抜きやご褒美がない状態が続くとストレスや疲れが溜まりやすく、やる気を維持できなくなるばかりか、効率も著しく低下する結果になりかねません。

真面目に取り組むほど「娯楽は敵」と思いがちですが、適度な休息や楽しみの時間こそが勉強への意欲を保ち、本来の力を発揮させてくれます。

自分を追い込みすぎず、予定に小さな楽しみやリフレッシュの時間を設けることが、心身ともに安定した状態で頑張り続けるコツです。

友達とだらだら話しながら勉強する

受験勉強に集中しづらくなる原因のひとつが、友達と一緒にだらだら話しながら勉強する習慣です。

仲間と一緒の空間で勉強するのは、一見すると励まし合いながら前向きになれるように思えますが、実際には勉強とおしゃべりの区別が曖昧になり、集中力が低下します。

「ちょっとだけ」と思って始めた会話が、気がつくと長時間話し込んでしまい、勉強時間がいつの間にか削られてしまうことも多いでしょう。

友達との絆も大切ではありますが、本気で合格を目指すならそれぞれのペースを大切にして、ひとりで勉強に没頭する時間をしっかり確保することが大切です。

保護者にできるサポート

  • 勉強環境を整える(スマホを預かる、静かな場所をつくる)
  • 子供の目標を一緒に確認する
  • 小さな努力を見つけて「よく頑張っているね」と声をかける
  • 規則正しい生活や食事をサポートする(朝食をしっかりとらせる、十分な睡眠を確保する)

勉強に集中できないとき、子どもは「自分はダメなんじゃないか」と不安になりがちです。保護者の温かいサポートが、安心感とやる気につながります。

受験勉強に集中できないなら勉強する環境を見直そう

受験勉強に集中できない悩みを抱えているなら、今こそ勉強環境を根本から見直すタイミングです。

本記事で紹介した対処法やNG行動を参考にして自分にとって最適な学習習慣を整えることで集中力は向上します。

完璧を求めすぎず、まずは取り組みやすいものから始めて、徐々に理想的な勉強スタイルを見つけましょう。