【2022年最新】浦和第一女子高校の進学実績! 東大や医学部には何人が合格?

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埼玉県立浦和第一女子高校、通称“一女”は、1900年に創立された歴史ある女子校です。浦和高校、大宮高校と並ぶ“県立御三家”であり、教育界を長年にわたってリードしてきました。今回はそんな浦和一女の進学実績や生徒数、部活などの学校データをチェックしていきましょう。

浦和一女の生徒の進学先は名門大学ばかり? 指定校推薦はある?

旧帝一工など、難関国公立大学の合格実績は?

【2022年度入試】浦和第一女子高校の合格実績(抜粋)
国公立大学 大学名 合格者数
現役 既卒 合計
東京 3 1 4
京都 1 0 1
一橋 6 2 8
北海道 7 0 7
東北 5 0 5
筑波 16 4 20
東京外国語 4 0 4
東京学芸 9 2 11
東京藝術 1 0 1
東京海洋 0 1 1
東京農工 3 2 5
東京都立 3 1 4
千葉 10 4 14
埼玉 21 3 24
横浜国立 3 0 3
お茶の水女子 10 0 10
九州 3 1 4

引用元:埼玉県立浦和第一女子高等学校公式サイト「合格・進学者数」

最初にご紹介するのは、2022年度入試における浦和一女の進学実績のうち、国公立大学のデータです。

まず、名門である東京大学には4人が合格を果たしています。浦和高校の27人、大宮高校の10人といった実績(同年度)に比べると見劣りしてしまうかもしれませんが、埼玉県の公立校としてはこれらの2校に続く第3位ですし、女子校のなかではトップということになりますね。

さかのぼれば2021年度は6人(現役生4人、既卒生2人)、2020年度は4人(現役生と既卒生2人ずつ)が合格しており、1990年代以降で0人だったことはありません。浦和一女に次ぐ公立の女子校は川越女子高校ですが、ここ数年の東京大学合格者は0~2人で推移しています。浦和一女のほうが人数、安定感ともに勝っているでしょう。

東京大学を除く旧帝国大学に注目すれば京都大学、北海道大学、東北大学、九州大学にも合格者を出しています。残る旧帝国大学でいうと、2022年度が0人だっただけで、2021年度や2020年度には名古屋大学と大阪大学への合格実績もありました。

また、文系大学の最高峰といえる一橋大学には3年連続で8人が合格。やはり浦和高校(2022年度は13人が合格)には及ばないながらも、2021年度は大宮高校の7人という実績を上回っています。

あとは地元の埼玉大学に24人が合格しているほか、筑波大学や千葉大学といった首都圏の国公立大学に進む生徒が多いようです。同じ女子校という共通点からか、お茶の水女子大学(2022年度は10人、2021年度は15人、2022年度は20人)も人気があります。

早慶上智やGMARCHなど、難関私立大学の合格実績は?

【2022年度入試】浦和第一女子高校の合格実績(抜粋)
私立大学 大学名 合格者数
現役 既卒 合計
早稲田 31 11 42
慶應義塾 14 1 15
上智 37 0 37
東京理科 29 7 36
学習院 30 7 37
明治 82 18 100
青山学院 20 2 22
立教 87 14 101
中央 39 5 44
法政 65 10 75
津田塾 28 3 31
東京女子 59 9 68
日本女子 75 17 92
芝浦工業 10 9 19
東京農業 17 7 24

引用元:同上

続いては、私立大学の進学実績です。代表的なところでは早稲田大学に42人、慶應義塾大学に15人が合格していますが、進学者はそれぞれ19人と10人。慶應義塾大学はともかく、早稲田大学は、国公立大学志望者の滑り止めにしている生徒が多いのかもしれません。上智大学も37人という合格数に対し、進学者は7人にとどまっています。

GMARCH(学習院大学、明治大学、青山学院大学、立教大学、中央大学、法政大学)のなかでは明治大学と立教大学の合格者が突出しており、これは例年同じ傾向です。津田塾大学、東京女子大学、日本女子大学といった女子大学の合格者が目立つのも特徴ですね。

なお、早慶上智や東京理科大学、学習院大学や明治大学や立教大学などには指定校推薦があります。進学校ならではの特権といえますし、活用してみてもよいでしょう。

医学部や薬学部などの合格実績は?

【2022年度入試】浦和第一女子高校の合格実績(抜粋)
国公立大学 大学名 合格者数
現役 既卒 合計
岩手 獣1 0 1
新潟 医1 0 1
富山 医3、薬1 0 4
山梨 医1 0 1
徳島 医1 0 1
長崎 医1 0 1
京都府立医科 医1 0 1
私立大学 医学部合計 4 5 9

引用元:同上

浦和一女は文部科学省が指定するスーパーサイエンスハイスクール(SSH)でもあり、理科と数学の教育に力を入れています。1年生は80人、2・3年生は25人程度を上限とした選択履修となっており(※希望者多数の場合は選考)、フィールドワークや研究室訪問、企業見学などを通して科学リテラシーを身につけるのです。

それが結実し、医学部や薬学部、獣医学部への合格を勝ち取っている生徒も少なくありません。県立御三家のなかでは大宮高校に理数科が設置されていますが、募集人数40人というハードルの高さ。浦和一女でしたら入学後でもSSHの活動に参加するかどうか決められますので、高校受験の時点では理科と数学に苦手意識があるという方も、決してキャリアを諦めないでください

浦和一女の偏差値や生徒数は? どんな部活がある? 出身OGには有名人も?

浦和一女の偏差値は70オーバーで、浦和高校や大宮高校(普通科&理数科)と同水準にあります。2022年度時点の生徒数は、全体で1,078人です。

学校生活の醍醐味といえる部活動が充実しており、生徒の加入率は95%以上陸上競技部、弓道部、ボート部、アナウンス部などは全国大会レベルです。ユニークなところでは琴部や日本舞踊同好会、そして埼玉県内で唯一だという長唄部の存在が挙げられるでしょう。

修学旅行は2年生の12月に実施され、通常は台湾に行って姉妹校と交流するのですが、2020年度は新型コロナウイルスの影響で中止に。2021年度は行き先が九州に変更となりました。

浦和一女出身の有名人としては、元TBSで現在はフリーアナウンサーの青木裕子さん、ボート選手で北京オリンピックにも出場した浜田美咲さん、センスオブジェンダー賞や高校生直木賞などに輝いている小説家の須賀しのぶさんらがいます。さまざまな分野で活躍しているOGばかりですので、皆さんも後に続いてはいかがでしょうか。

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SSHであると同時に、スーパーグローバルハイスクール(SGH)にも指定されている浦和一女で学べば、多様な進路が期待できます。しかし、入試ではハイレベルな「学校選択問題」(※英語と数学の2教科のみ。国語と理科と社会は基礎的な「学力検査問題」)を解かねばならないため、受かるのはもちろん簡単ではありません。

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